2004年11月16日

南北問題

深夜特急を読んでます。バックパッカーの中では、古典になるんでしょうか。
この本は、著者の沢木耕太郎の、26歳のときの香港からロンドンまでの旅行記です。
もちろん、ただの旅行記ではなく、インドから陸路ロンドンを目指すという、当時としては(たぶん)めずらしい旅行スタイルです。今となっては、バックパッカーブームも手伝い、それほど驚くことではないですが。(と言っても、まだめずらしいかな。)

そういえば、社会人2年目位に、同じ大学で一緒に東京に就職した友人から、
「会社辞めました。
とりあえず、フェリーで韓国に入ります。
その後、西を目指します。」
という1通のメールをもらいました。
半年ほどして、インドで体調不良でぶっ倒れ、帰ってきた旨のメールをもらいましたが、その後彼には会ってません。元気でやってるのかな。

僕も、最近バックパッカーの真似事を始めたのですが、アジア圏など、日本よりも物価の安い国を周るときに、気になることがあります。
大袈裟に言うと、南北問題です。(でかっ!)
アジアとか、基本的に、定価がないことって多いですよね。例えば、屋台で売ってるTシャツとか、タクシーとか、露店のフルーツとか。価格は、当然交渉になり、定価で払うならいいけど、ぼったくられないようにだけはしようとします。ぼったくられると、後からくる旅行者みんなが同じ交渉をしなければならないし、旅行者物価を上げてしまうことになりかねない。

けど、定価はないわけじゃないですか。だから、交渉になるんですけど。(堂堂巡り)

各国各地域各店舗の物価/定価を把握するのは無理だし、そうすると、明らかに安すぎる値段を強硬に言い張ったりして、両者共に、不快な気分になったりするわけですよ。
「なんだ、こいつ。そんな値段で売れるわけねえだろ、ばか!」みたいな。
けど、現地人達は、旅行者からは、ちょっと多めに貰おうと考えているのも事実だと思う。

根本的には、各国の物価の違いが、このような小さな(?)悲劇を生んでいるのですが、僕らは、たまたま物価の高い日本に生まれただけじゃないですか。現地の人からすれば、ジャパンマネー(といっても僕の持ち分はしょぼい)を振りかざして、他国に入って、50円/100円で値切るなと。おまえら飛行機で来たんやろ、なんぼ払ってきたんやと。
これも正論な気がする。

この論点は、自分では、まだ答えが出ていないのですが、最近は、ぼったくられてもまあいっか。と達観してきた感はあります。みなさんは、どうなんでしょう。
posted by Roma at 23:37| Comment(0) | TrackBack(0) | Travel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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